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2012/03/17.Sat

寒梅じゃなく観梅

お雛様を出したまま、blogさっぱり更新しないですみません。
書きかけの記事が数編あるも、いつもに増して筆が進まなくなっていました。
元気でいます!をお知らせするのに始めたblogでもあるのに、これではイカンです。
書けるところから、またぼちぼち書いていきますね。




s160-紅白梅図屏風

MOA美術館(静岡県熱海市)による復興支援の一環として、門外不出の名品、尾形光琳筆 国宝「紅白梅図屏風」が仙台市博物館で特別公開されています。同美術館でも梅の季節にだけ展示されるそうで、この機会を逃してはいつお目にかかれるかわかりません。早速行ってみました。

(配布資料と某HPの作品解説を要約)
江戸時代中期を代表する尾形光琳は、装飾性の高い、いわゆる琳派様式を大成した。
画面構成には光琳が学んだ俵屋宗達の影響が見られるが、樹幹の大部分を画面外に隠す白梅と、画面一杯におさめた紅梅の左右対照の妙、中央に装飾的な水流を配置し末広がりの微妙な曲面を作り上げた構成自体は、光琳の独創といえる。

光琳梅と呼ばれ後に流行した、輪郭と花弁のみで構成される非常に単純化された梅花、樹幹に見られる琳派独特の手法「たらし込み」、光琳波と呼ばれるS字状に屈曲し、渦巻模様に図案化された独特の水流など優れた表現要素が結集して、画面に重厚なリズム感と装飾性を与えている。本屏風が光琳画業の集大成といわれる所以であろう。

製作技法については様々な説が唱えられているが、平成21~23年の東京理科大による科学調査では、全体の背景となっている金地は金箔(きんぱく)が用いられていること、川の部分には銀箔が残存し、黒色部分は銀箔を硫化させて黒色を表現したことが分かった。弘前藩津軽家伝来。


屏風に近づいたり離れたり。全体を眺めたり、部分を凝視したり。
花のつき方、枝の形やしなやかに伸びた枝ぶり、木の肌の具合、まるで本物の梅を見ている気持ちになりました。香りまでしてくるよう。しばらく屏風の前を離れられなくなるほど、引き込まれました。
おそらく毎年、梅の季節にこの屏風を見に行く愛好家がたくさんいるのでしょう。

今回は紅白梅図屏風の他に、MOA美術館のコレクションから東北地方にゆかりの深い作品9件(重要文化財5を含む)が展示されています。

【浄瑠璃物語絵巻 第三巻】
浄瑠璃物語は義経説話のひとつで、ここでは笛を吹く義経が風で持ち上がった御簾の向こうにいる娘・浄瑠璃に一目ぼれする場面が描かれています。
この絵巻の特徴は「金箔や金銀泥をふんだんに使用した精細な細部描写」。とにかく色が鮮やか。
女官たちが着る着物も細部まで書き込まれており、見ていて飽きません。画中の男性は義経ひとり。華やかな宮中の様子が生き生きと描かれいて女官たちの笑い声やささやきが聞こえてきそうです。
江戸時代(17世紀)の作品がこれだけ綺麗な色で残っているのにも驚きました。

【雪月花図】
江戸中期の浮世絵師 勝川春章(かつかわしゅんしょう)が描いた肉筆美人画。
雪・月・花をそれぞれ清少納言・紫式部・小野小町に見立てて、これを江戸時代の女性の姿に描きかえています。一言感想をいうなら「日本女性の美しさをあますところなく描いている」。綺麗なお姉さん、いいわぁ。

s160-P1070726.jpg
今年は例年になく寒い日が続き、仙台では梅のつぼみもまだまだ硬いです。
紅白梅図屏風で、一足早く春を味わってみてはいかがでしょう?

会期:平成24年3月6日(火)~25日(日)≪会期中は無休≫
場所:仙台市博物館
開館時間:9:00~16:45(入場は16:15まで)
観覧料:一般・大学生400円/高校生200円/小・中学生100円(各種割引あり)
未分類 | Comments(4)
Comment
お久しぶりで~す。
☆ユケチュウさんへ
お雛様、片付けました?

この屏風絵、教科書で見ているだけでしたので、行ってみようと思っていました。
それに、今開催されている美術館でのベネチェア展もついでに・・・

今朝は何となく暖かい感じです・・・
庭の梅の花はまだ蕾も膨らんでいませんが。
MOA
 こんちは。元気そうで何よりです。

 まだ、東京にいた時、今のカミさんに連れられて
熱海のMOA美術館に行ったことがありました。
尾形光琳を見たかどうか、それどころか何を見たか
すら記憶がないのですが、とにかくロケーションが
良くて海を広々見晴らせる光景に感服しました。
やはり、海人なんですね。^^ 

 帰りに伊東だったか、熱川辺りまで足を延ばして、
イセエビの入った味噌汁にまたまた大感激。花より魚
ですな。^^
LYNX☆さんへ
お返事遅くなりました。すみません。
お雛様、ここまできたら旧暦のひな祭り(3/24)まで飾っておこうかと思いましたが、
紅白梅図屏風に間に合わないので、慌てて片付けました。

四季折々、この界隈はなじみの散歩コースですが、博物館の中に入るのは久しぶり。特別展のみならず、常設展の伊達な羽織やかわいらしい堤人形など、興味深く見てきました。

ベネチア展も魅力的ですよね。しばらくやっているから桜の頃、足を運びたいと思います。
サエモンさんへ
コメントありがとうございます。お陰様で元気にやってます。
お返事遅くなりごめんなさい。

今のカミさんに連れられて…ってことはその頃はご結婚前でデートだったのでは。
ヤングサエモンはうわの空で、尾形光琳どころじゃなかったのねー(と勝手に想像)。
美術館は建物自体やそこから見える風景も鑑賞の対象ですよね。
海が見晴らせる美術館、考えただけでもいいなぁ。
気合を入れて作品を見に行く時もありますが、私にとって美術館は、
独特の雰囲気や居心地のよさを楽しみにいく場所でもあります。
ボーーとできるのが気にいってます。

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